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KT35 |
KT 35 はカプラン型マイクロ水力発電機です。ランナーは停止した状態で調節できます。これによって、流量を定格流量の15~100%の範囲で調節することが出来ます。標準出力電圧は 230/400VAC (その他はオプション)で、周波数は内臓の負荷抵抗により制御されています。 |
仕様 |
タイプ |
KT 35 |
KT 50 |
出力タイプ AC |
230/400V, 5/10/15/20/30/40 kW |
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落差 |
1-6m |
1-6m |
流量 |
300-950 l/s |
300-1500 l/s |
タービン回転数 |
520 - 1280 rpm |
350 - 1000 rpm |
ランナー |
350mmφ, 3ブレード |
500mmφ, 3ブレード |
出力は落差とランナー調節に依存する為、ペルトン型のように出力表で表示することは出来ません。 概算出力は次の計算式によって求めることが出来ます。 出力 ≒ 6 x 流量 x 落差 P[W] ≒ 6 x Q[l/s]x H[m] | |
<注意> 発電能力10kW 以上の水力発電機については許可を必要とします。 上記のグラフからどの設置環境がどのタービンタイプに適しているかを見ることができます。ペルトンタービンは取り込む水量が少ない代わりに十分な落差を必要とします。逆にカプランタービンは大量の水を取り込むためそれほど大きな落差を必要としません。フランシスタービン(クロスフロー)は、ペルトンタービンとカプランタービンの中間に位置しています。設置におけるコストや条件を考えるとペルトンタービンが最も安価で簡単であると言えます。
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