開発の背景

SF6ガスは地球温暖化への影響が心配され、平成10年4月に電気事業連合会から自主行動目標(2005年には機器点検時のガス回収率97%)が示された。
平成11年4月から本格的にSF6のガス回収作業を開始し、回収率は 91%程度に留まっていた。そこで回収率を向上すべく回収不能ガスの調査を実施した 結果を図1に示す。
回収不能なSF6ガスの大半は回収装置内部に残存しやすく放出していることが判明 し、この残存するSF6ガスを再利用する装置の開発が必要となった。

ガス回収率




(g)
回収不能ガスの内訳

図1-ガス回収率と回収不能ガスの内訳



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